株式会社 赤見製作所

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沿革

黎明期

1924年(大正13年)2月25日創業

熱処理炉の草分けメーカーとして、初代社長赤見昌一が東京電燈(現東京電力)を辞し、墨田区向島にて創業しました。

1933年 ジュラルミン溶解炉の国産化に成功

ジュラルミンを製造する際の大型電気溶解炉を我が国で初めて実用化し、国力の増強に多大に貢献すると共に、重工業分野への橋頭保を築き上げました。

1933年~1945年 重工業分野での足固め

各種金属の大型溶解炉を始め、航空機体用材等の金属調質炉(焼入れ・焼戻し)、トンネル炉等、その後も大容量の電気炉を次々と商品化し、陸軍工廠・海軍工廠、三菱重工業、中島飛行機、日立製作所、日立航空機、東京芝浦電気製作所(現東芝)等に数多くの当社製品が採用され、重工業分野において「熱処理炉の赤見」の地位が確立されました。

1944年 日立製作所亀有工場に納入した大型熱処理炉
1944年 日立製作所亀有工場に納入した大型熱処理炉

昭和初期の製品カタログの表紙
昭和初期の製品カタログの表紙

拡張期

1945年~1990年 CSの追求と技術力の拡大・深化

戦後復興とその後に続く高度経済成長を背景とした市場ニーズの多様化・高度化に応えるため、乾燥炉や箱型炉を始め、台車炉、回転炉、竪型炉、連続炉、流気式炉、真空炉、ガス雰囲気炉等、数々の熱処理炉を生み出してきました。(詳しくは製品の歴史をご参照ください)
これにより、様々な分野・業界(注1)への参入を果たし、「熱処理炉のワンストップショップ」としての地位を築き上げました。同時に、顧客ニーズへの対応が当社技術の多様化・高度化を促し、培われた技術がさらに顧客層を拡張させていくという上昇スパイラルのなかで、“今”を支える当社コンピタンスが形成されました。

注1:官公庁(防衛省、造幣局、警察庁、気象庁、農水省)、公的研究機関、大学、鉄・非鉄、電力、プラント、造船、鉱業、窯業、化学、自動車、航空機、重機、工作機械、電機、電子部品・半導体、繊維、樹脂、食品、建材、環境(廃棄物・副産物の処理)

集中期

1990年~現在 差別化による顧客価値最大化の追求

バブル経済の崩壊、海外経済危機の波及、新興国の台頭等、目まぐるしい環境変化を迎えた1990年代は当社にとってもターニングポイントであり、「当社のみが成し得る技術・製品への特化が即ち、顧客価値の最大化を果たし、且つ当社の存在意義である」をモットーに、経営・事業・製品と広い範囲に渡って、リストラクチャリングを熟慮断行しました。(この間の1994年2月に赤見昌彦が代表取締役社長に就任)
現在の主力製品は、培われた技術とノウハウを結集した「煌星炉(こうせいろ)」「太陽炉」「開星炉」「特許ラジアル炉」の4種類のロータリーキルンから構成される「赤見式ロータリーキルン」であり、独創性・先進性に富んだこれらの炉は様々な分野・業界において価値創造の源泉となっています。(詳しくは赤見式ロータリーキルンをご参照ください)

90周年を記念した新聞広告記事

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平成26年 日刊工業新聞掲載 PDFでみる

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